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横浜山手女子学園は、2009年4月に学校法人中央大学の系属法人となりましたが、この度、9月1日付で校長・教頭が交替し、新しい体制となりました。今後とも変わらぬご厚誼・ご指導をお願い申し上げます。

校長就任のご挨拶
　校長　田中　好一
　この度、伊藤公孝校長の後を受けて、校長に就任しました田中でございます。もとより浅学非才の身ではありますが、縁あって、昨年4月より横浜山手女子中 学・高等学校にて、教育支援と新しい学校づくりのお手伝いをして参りました。その中で、教職員の学園にかける熱い思い、生徒諸君の素直で清々しい学校生 活、また保護者の皆様、卒業生の皆様の学校に対する期待と誇りを折に触れて感じてきました。そして、このように学校に心を寄せてくださる皆様の思いこそ本 校の宝であると感じている次第です。
　 さて、本校は、2010年4月より「中央大学横浜山手中学校・高等学校」と校名を改め、2011年4月の附属校化に向けて準備を進めてまいります。教育面 におきましては、来年度より、6日制、週38コマ授業（45分）を始める（高校3学年を除く）とともに、学習理解が一層高まって、その力が将来への道を開 く鍵となるように、丁寧な授業とさらに効果的な補講習に取り組みます。また、部活動、委員会などの課外活動の充実にも努めてまいりたいと考えております。
　 昨今の厳しい社会情勢や、また将来にわたって決して楽観できない社会と世界の環境を考えますと、中学・高校の時期に、将来に資するしっかりとした学力と体 力、そして人間づくりをしておくことこそ肝要であると考えます。38コマというある種のゆとりの時間の中で、詰め込みに偏ることなく、しかし厳しく鍛えて いきたいと思います。　
　そして、横浜山手女子中学校・高等学校がここ横浜の地で、100年にわたって築いてきた人間教育の伝統を受け止め、中央大学附属の学校として、学力と体 力そして人間的魅力にあふれた有為な青年を育てるために、教職員が一丸となって努力できるよう、私も微力ながら力を尽くしていく所存でございます。
　今後とも本校の教育に絶大なるご支援とご理解を賜りますよう衷心よりお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。