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高校2年研修旅行報告

DATE : 2013/11/15

   高校2年生99名は、去る11月4日(月)~7日(木)(3泊4日)沖縄へ研修旅行に行ってきました。
那覇空港に降り立つと、一気に南国特有の空気に包まれ、これから始まる旅の期待感はいやが上にも高まりました。
1日目は平和学習として、まず全員でひめゆり平和祈念資料館へ。祈りを込めて折った千羽鶴を献納した後、各々が真剣に展示物と向き合いました。次は三つのコース(①ガマコース ②佐喜眞美術館コース ③旧海軍司令部壕コース)に分かれ、現在の平和が過去のあまりにも大きな犠牲の上に成り立っていること、そして私たちには真実を未来に伝えていく責務があることを思い知らされました。
  2日目は、タクシーを利用しての班別自主研修です。事前に班で企画した見学地を1日かけて巡ります。沖縄の運転手さんは皆さん本当に親切で、お土産までくださった方もいたとか。帰る頃にはどの班も個性豊かな運転手さんとすっかり懇意になっていました。
 3日目は、マリン体験、文化体験の日です。ホテルのプライベートビーチで生まれて初めてのダイビングやシュノーケリング、バナナボートやジェットスキーを楽しみました。海から戻ってくる一人一人の表情は、実に清々しく満足そうでした。船酔いも含めて、よい思い出になったことでしょう。むら咲村で伝統工芸や食文化の体験をしたり、滝トレッキングやシーカヤックをした人たちもいました。
 広大な敷地に建つカヌチャベイホテル&ヴィラズ(名護市)は沖縄でも指折りのリゾートホテルで、お部屋は広々としており、内装も大変素敵でした。中庭に飾り付けられたイルミネーションの点灯式を本校の生徒がやらせていただいたり、エイサーショーのサプライズがあったりと、ホテルライフも充実していました。
 最終日は、世界遺産である首里城見学と国際通りの班別自主研修で幕を閉じました。たくさんの思い出とちょっぴりの日焼けをお土産に羽田空港に降り立つと、そこはもうすっかり初冬の空気に包まれていました。
 天候に恵まれ、病人、けが人もなく、ひとりひとりの良識ある行動により、高校最大のイベントは成功裏に終了しました。