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9月29日(木)、本校のグラウンドで体育祭を開催しました。前日までは晴れの予報ではなかったので実施できるか心配しましたが、当日は快晴とまではいかなくとも雨には降られませんでした。むしろ薄い曇がかかっていたので暑すぎず、快適に体育祭を実施できました。

コロナウイルスの感染者が増えていたので、昨年度は学年別で実施をしましたが、今年度は晴れて2年ぶりの学年を越えて、赤・青・黄・緑・紫の5色の組に分かれての開催となりました。

本校では例年、中高合同で体育祭を開催していました。しかしながら拡大防止の観点から、2年前と同様に午前中は中学校、午後は高校と分散して実施をしました。また、保護者の観戦も最高学年（3年生）の保護者のみに限定しました。

午前の中学校の部は、中学3年生が中心となって運営しました。学園祭や部活動などいつもは高校生が引っ張ってくれることが多いので、他学年を引っ張るということが少ないです。さまざまな場面で、下級生のリーダーとしてどう行動をしたらよいのかを考えさせられたことでしょう。

ただ，2日前の予行練習の成果もあってか、進行は非常にスムーズで、予定時間どおりに終了することができました。参加生徒が協力している姿も印象的でした。

午後の高校の部は、人数も多くなりさらに盛り上がりました。高校の部では応援合戦があり、放課後に練習を重ねてきた応援団が演武を披露しました。

生徒たちが考えたさまざまな競技がどれも盛り上がりましたが、やはり最終種目で花形の色別対抗リレーが一番興奮しました。どの組も優勝に向けて一生懸命になっていました。

中学も高校も、生徒たちが中心となって体育祭を運営していました。事前の準備や当日の進行まで、実行委員やサポートメンバー、各部の部員がそれぞれで活躍しています。もちろん教員がサポートしたところもありますが、さまざまな生徒が自分すべき仕事を理解し、考えて行動できたからこその成功だと思います。

生徒たちはここまで非常に大変な苦労をしてきましたが、今回の体育祭の成功によって自信をつけたことでしょう。これからの学校生活において、この経験を十分に活かしてほしいと思います。