イベント

水曜朝礼

DATE : 2010/5/26
日程:
2010年05月26日(水)

今週の「水曜朝礼」は
 中学生には、中学2年A組担任の渡辺かよ子先生から
 高校生には、高校3年E組担任の中野響子先生より
『第2回学年代表のお話』がありました。
中間試験の直前なので、試験について心に残るお話でした。

「定期試験の心得」 渡辺かよ子先生

おはようございます。中二を担当している渡辺です。
今週の朝礼は「定期試験の心得」についてお話します。
いよいよ中学生はあさってから中間試験が始まります。1年生の皆さんは、中学に入学して初めての定期試験ということで、緊張していることと思います。ま た、2、3年生にとっても新学年が始まって初の試験なので、どんな問題が出るのだろうと不安な気持ちとがんばろうという気持ちが入り混じっているのではな いかと思います。
これまで皆さんは入学試験に始まり、毎学期行われる定期試験、あるいは模擬試験、実力試験、検定試験など様々な試験を経験してきています。それぞれに試験 の目的は違います。明後日から始まる定期試験はその試験の中でも範囲が決められた、それまでに授業で習ったことが出題される試験です。授業で学習したこと が身についているかどうかを確認するための試験です。きちんと授業を受けて、復習していれば、それほど難しいものではありません。ただ、人間は忘れやすい 生き物ですから、何度もおさらいをして知識を定着させることが大切になります。
よく授業のノートまとめをして、勉強した気になっている人がいますが、ノートまとめはノート写しではありません。ノート写しは単なる写す作業ですから、頭 を使っていません。ノートまとめは自分の頭で考える作業です。習ってわかったことを、もう一度自分の言葉で整理し直し、大切な箇所やポイントを書いたり、 声を出したりして、納得しながら、覚えていくことが深い暗記につながります。一夜漬けの暗記は、試験が終わったらすぐに消えてしまいます。その時は点数が 取れるかもしれませんが、そういう勉強を続けていると学年が上がるにつれ、成績は伸び悩んでいくでしょう。試験前夜はいつもどおりの時間に寝るようにして ください。

さて、試験を受けるときの具体的な注意を言います。
まず、定期試験は成績の大部分を占めるので、絶対に休んだり遅刻をしたりしないこと。
朝はいつもより余裕を持って登校してください。
机の中には何も入れないで、筆記用具と教科で許可されたものだけを机の上に出すようにします。座席は出席番号順に座ります。座る姿勢ですが、よく机にかぶ りつくようにして前かがみになって、答案を書いている人がいますが、姿勢は大事です。猫背にならないように出来るだけ胸を開き、背筋を伸ばして試験を受け ましょう。そうすることで全身の血流がよくなり、思考力・集中力が格段にアップします。髪型は目にかからないように、とめるなり、結ぶなりしてください。
監督の先生は早めに教室に入りますから、トイレ等を済まし、5分前には着席していましょう。途中退席した場合は、以降その試験は受けられません。先生がい らして挨拶をしたら、一切おしゃべりはせず、配られた答案を後ろに回してください。試験中に具合が悪くなったり、印刷が不鮮明だったり、何か落としたりし たら、黙って手を挙げて監督の先生を呼んでください。時間前に試験が出来上がったら、何回も見直しをしてケアレスミスがないようにしてください。終わった からと言ってきょろきょろしたり、机に伏せて寝るようなことはしないでください。時間一杯使って、自分の力を全て出し切ってください。
決してあってはならないのは、カンニングなどの不正行為です。机に何か書く、人の答案を見る、終了のチャイムが鳴ってから記入するなども不正行為にあたります。努力をせずによい点をとろうとするのは、愚かしく恥ずかしいことだと肝に銘じてください。
また、答案は自分が読めればよいものではなく、人に読んでもらうものです。字を丁寧にはっきりと書くことも忘れないでください。
最後に有名大学に合格する人たちがやっている習慣を教えます。それは答案を返されたら、間違ったところを見直し用のノートに書き出すことです。もう一度、 解き直して、自分の穴を埋めるのです。とても地味な作業ですが、これがあとからじわじわ効いてくるのです。ぜひこの中間試験からやってみてください。

試験勉強はいつの時代も学生を悩ませるものですが、学生時代にしか味わえないものであり、試験が終わった瞬間の爽快感は、がんばって勉強した者にしか与え られないものです。やれば必ず結果につながります。そしてこの定期試験の勉強を着実にやっていけば、範囲のない実力試験や入試のための模擬試験などの成績 もまちがいなく上がっていきます。定期試験で丸暗記のような浅い勉強しかしてこないと基本も実力もさっぱりつきません。悔いが残らないように精一杯試験勉 強をして、当日を迎えてください。皆さんの健闘を祈ります。

「教科書について」中野響子先生

明日からいよいよ中間試験がはじまります。準備はできていますか。明日から試験ということもあり、今日は、勉強の基本である教科書について少しお話したいと思います。
 教科書は、実にすばらしいものです。私が高校生の時、英語の教科書にあった文章を今でもおぼえています。その内容は、ある国の人口が減少していきます。 老人が増え、子供が少なくなっていきます。それでその国は、熟慮の末、移民を積極的に受け入れる政策をとった。というようなものでした。当時は、何とつま らない話なのかと思いながら、それでも辞書をひき、英単語を覚え勉強しました。そして今、その文章の意味する重大な内容を知ることになります。
人口の動態はその国の活力を左右し、人口の減少は、国の衰退を意味します。要するに、何十年か前に日本の将来について気付いていた人がいたということです。
私は、何を言いたいか。教科書は、時の最高の頭脳を持った人たちが、検討に検討を重ねて作ったすばらしいものであるということです。たぶん皆さんが考えている以上に教科書は素晴らしいものです。
何度も何度も教科書を読みましょう。暗記するくらい読んで充分理解してください。
 私は、国語を担当していて、日頃「な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね」「て・て・つ・つる・つれ・てよ」などと言っていますが、それは高校の時、試験前に古典 文法の教科書を暗記したものです。試験勉強で覚えたものが一生残っているのです。試験のための勉強を軽くあきらめてはいけません。今日勉強して覚えたこと が、一生知識として残っていくのです。それが教養の礎になります。
家に帰ったらあきらめないで全力で勉強して明日からの試験に立ち向かって下さい。そういう気持ちが皆さんの人生を築いていきます。健闘を祈ります。