イベント

水曜朝礼

DATE : 2010/10/1
日程:2010年09月29日(水)

 

今週の「水曜朝礼」は
 高校3年副担任の野村先生よりお話がありました。

おはようございます。
今週の金曜日に大切な記念式典があるので、私自身の経験をもとにした個人の話はまたの機会にお話しさせていただきます。
10月1日の金曜日は、先生方も含めて、ここにいるすべての人にとって、こんな機会に立ち会えることは、一生の間にも何度も経験できることではありません。そこで1つだけ、約束して欲しいことがあります。
今の時点、あるいは今回の話を知った時点で、みんなはいろんな捉え方をしたと思います。単純に、賛成…と思う人もいれば、逆に反対…と思う人もいたと思います。約束というのは、その「本当の答」を出すのは、高校3年生は来年3月に卒業するわけですから、卒業した後、5年、先生達に時間をください。ですから、高校2年生は卒業後…4年、高校1年生は卒業後…3年。中学1年生は5年後に丁度卒業を迎えるわけですが、その時ではなく、卒業し学校を離れて1年たってから、各々で、もう一度その時点の学校の状況を考えてもらって、「本当の答」を出してください。そして、もちろん私でも構いませんが、今日ここにいる先生方、どなたにでも結構です。あなたの「本当の答」を聞かせてください。そこで、みんなをがっかりさせることがないように、と思う気持ちが先生方にとっても、今後のファイティング・スピリットにつながるからです。
みんなにとっても大きな節目になると思いますが、先生方にとっても大変大きな出来事です。そして、先生方は、みんなの知らない多くの卒業生の思いも背負って、一人でも多くの人に「良かったね」と言っていただけるように今、必死で努力をしています。
「みんなの中で一人でも多くの人が、新校舎に本当の答を持って訪ねてくれることを楽しみにしています」

それでは10月1日の午前中には、この体育館で合併記念式典が行われます。100周年記念式典の時のような全員でリハーサルをする時間がないので、ポイントだけお話をさせていただきます。
まず、こういった式典で一番大切なことは、参加者全員のマナーです。詳しいことは各ホームルームで、配られたプリントで担任の先生から説明を受けてください。今は、これだけは厳禁!絶対にやめてくださいということだけお話します。配られたプリントの裏面にある【諸注意】と【作法・心得】の部分にあたります。
まず、居眠りです。本人は目立たないつもりでも、頭が揺れていたり、下がってしまっているのは大変目立ちます。くれぐれもやめてください。
次に動作に関することです。当日は「全員ご起立ください」と「生徒起立」という二種類の発声で、座席から立ち上がる場面があります。大切なのは、早過ぎず、遅過ぎず、スムーズな動作をしてもらうことと、立ち上がったり、着席する際に、絶対に私語を慎んでもらいたい、ということです。動作の後に、自分勝手な私語で会場がざわついてしまうと、式は台無しになります。十分気をつけてください。
次は、アクシデントというか、ハプニングに対して反応しないということです。そんな時に限って、体育館の外からの物音(道路を音量を上げて何かを宣伝する車が通ったりします)が聞こえてきたり、お話をされる方が移動する際につまずいてしまったり、お話の声が上ずって裏返ってしまったりすることもあります。笑ったりせずに、何事もなく平然としていてくれることが最高のマナーです。
最後に、このような式典では、たった一人でも無作法な人がいるだけで、すべてが台無しになってしまいます。やり直しのきかない一発勝負です。厳粛な中にも、想い出に残る記念式典となるように、みんなで力を合わせましょう。