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『白門のつどい(東京会場)』に本校生徒17名が参加(1月14日(土))

DATE : 2012/1/19

東日本大震災からの復興祈願をメインテーマとして、中央大学学員会主催の「白門のつどい」が1月14日に中央大学駿河台記念館で開催されました。今回は、卒業生(学員)・大学生に加えて附属各校の高校生も招待され、本校からは高校2・3年生17名が参加しました。
 宮城県多賀城市長菊地健次郎氏(卒業生)からは、震災の現場の様子と復興への取り組みが報告され、ロイター通信宮崎亜巳記者(卒業生)からは、震災と海外メディアの報道内容・姿勢についての講演がありました。
 続く第2部では、被災した東北の皆様(中大生580名も含む)を今後とも支えて行くことを願っての復興祈願激励会が行われました。
ソプラノ歌手市川倫子さん、メゾソプラノ歌手関奈美さんのリサイタル、そして中央大学音楽研究会の演奏が披露され、頑張っている方々へのエールとなりました。
 また、講演会の最後には、安住淳財務大臣(宮城県出身)が公務の多忙を縫って登壇され、災害復興の現況についてと、中大を始め多くの人の支援に感謝の言葉を述べられた後、会場の大学生・高校生と記念写真撮影を行いました。
 コーヒーブレイクには、お茶と軽食・スイーツの他に、今年のマグロ初競りで話題になった『すしざんまい』木村清社長(卒業生)が職人数名とともに来場して、会場ですしを提供してくれました。

 先の大震災が残した被害は甚大なものでありますが、その悲しみや苦しみから立ち上がり、苦闘しながら前進の歩みを続けているみなさんの姿を知ったこと、そして戦いの中にいる人々を思い、地域や国を超えて支援している人々が大勢いることを知ることができたことは、明日を生きる私たち若い世代の財産になるであろうと思います。
大学生、社会人の活動と中央大学という大きなコミュニティーの一員であることを身を持って味わうことができたこの時間に、そしてこのようなチャンスを与えていただいたことに感謝いたします。(参加者一同)