陸上競技部

2021 関東陸上競技選手権大会(栃木)

DATE : 2021/8/24

8/20(金)・21(土)に第94回関東陸上競技選手権大会がカンセキスタジアムとちぎにて開催されました。
結果は次の通りです。(★はPB)
女子5000mW
・府川日菜多(2) 28’20”44
女子400mH
・清水美甫(2) 1’09”43
女子3000mSC
・東玲実(3) 12’51”02 第5位

高校3年 東 玲実
私は今回が初めての関東大会出場でした。中学生の頃から憧れていた舞台に立てたこと。そして、いつも熱心に指導してくださる岡本先生、田中先生、一緒に練習している仲間、そばで支えてくれる家族に少しは恩返しすることができ嬉しかったです。この前の南関東には付き添いとして参加しましたが今回は選手として参加して、南関東のときとは全く目の前の世界が違って見えました。選手として関東大会の雰囲気を身にしみて感じられて良かったです。選手一人一人が放っているオーラや、緊張感や集中力、ワクワク感など、同じ立場で感じ取られました。
自分の中で県選手権で関東を決めた瞬間が1番のピークになってしまい、今回良い結果を出すことができず、とても悔しかったです。目標達成どころか、自己ベストを出すことすらできませんでした。学校閉鎖期間で部活が休みだった間の取り組みや、慣れない宿泊を伴う遠征での調整など、見つめ直す必要があると感じました。また、レース中前に走っている人に離されてしまったときに、そこにくらいつく気力も体力も私にはありませんでした。最近の練習を振り返ってみると、キツい場面ですぐに気持ちが切れてしまって粘ることができないままどんどんペースが落ちていくことが多くありました。キツイ練習はこなせばいいやと弱い自分に常に負けていたと思います。強くなりたくて練習しに来ているのに、いつのまにか目標意識がうすれ、練習をこなすことがゴールになってしまっていました。これが1番の反省点でした。
この大会を通して1番感じたことは、新しいことに目を向けてチャレンジすることの大切さと、思わぬところにチャンスが転がっているということです。普段専門種目としてやっている1500mや3000mでは、県大会までしか進出したことがありませんでした。しかし、そんな私でも3000mSCという今までやったことのない種目にチャレンジすることで、自分史上1番大きな大会に出場することができました。3000mSCはただ走るだけではなく、障害や水濠をたくさん乗り越えなければならない種目で、最初はとても怖くて出場するか悩みましたが、この学校には障害があり練習することができるので出場することに決めました。
女子が3000mSCを走れる機会は少ないですが、後輩のみんなにもぜひチャレンジしてほしいと思います!
コロナの状況下で、競技役員の方々や先生方など、多くの人たちの努力のおかげで、今大会が予定通りに開催され、私たち選手が安心して競技ができました。大会に出場できるのは当たり前のことではないのだと改めて実感しました。多くの人たちの支えや恵まれた練習環境があって陸上競技ができているという感謝の気持ちを忘れずに、これからも普段の練習や大会に参加していこうと思いました。
4日間通していい経験ができ、新たな学びがありました。そして何よりレースがとても楽しかったので本当に良かったです。信頼し合える仲間がいるということも実感しました。
これが最初で最後の関東大会にならないように、そして今回のリベンジのためにも、駅伝に向けてまた頑張ってきます。
4日間、引率してくださった田中先生、応援してくださった岡本先生、チームのみんな、そばでたくさんサポートしてくれた谷川、本当にありがとうございました。

高校2年 清水美甫
8月21日に400m Hに出場させていただいた清水です。結果は1分9秒43で、これは私の自己ベストよりも6秒以上遅いタイムでした。関東選手権の目標は決勝進出と前半から攻めた走りをすることでした。決勝進出ラインはベストよりも1秒以上遅いタイムでちゃんと走れれば狙えるところでした。しっかりと大きな大会で自分の力をを発揮することができてないと感じました。良かった点としては、前半から自分の力を怖がらずに出し、ハードル5台目までの歩数を8歩縮めることができました。しかし、その分後半の失速がひどく、前半の分がタイムに繋がりませんでした。夏に怪我をしてしまい十分に練習できなかった分も顕著にあらわれたのだと思います。ただ、この先より上の大会で戦うには歩数調整は必ず必要になっていくのでここでやめるのではなく挑戦し続けていきます。
この大会は高校生だけでなく、社会人や大学生の方々も参加している試合でした。アップなどでその方々を見ていると場数を踏んでいるからか、とても落ち着いて余裕のあるように見えました。まだ私は焦りがあったり心が落ち着かなかったりしていて、この先どんどん上の大会で戦っていくには試合慣れやしっかりとした計画を練ることが大切だと痛感させられました。
そして、久しぶりの宿泊を伴う試合で、地元開催とは違った条件の難しさやいつも家族にやってもらっていることも全て自分で行う大変さがあり、もっと私生活から自立する必要がありました。
現在感染症が蔓延し、他の試合は中止になったりしている中、関東選手権を開催していただき本当に感謝です。試合を行えるが当たり前ではなく本当にありがたいことなんだと再認識しました。1つ1つの試合でしっかりと自分の力を出せるようまた0からしっかり追い込んで頑張ります。先生方やコーチやチームメイトや応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。

高校2年 府川日菜多
今回は入賞を目標として参加した大会でした。自分は入賞もできず順位もタイムもいいものではなかったです。最近のレースでは自分の粘り強さやこういうレースを展開したいという気持ちが全く感じられずもっと自立したレースをしたいと思いました。しかし、今大会のおかげで自分が本当にこのままではいけないという事が身に染みました。今後を過ごしていく中でこの大会に出場させて頂いたことが無駄ではなかったと心から思えるように頑張ります。言葉ではどうとでも言えますが、しっかり練習から目の色を変えてみんなに伝わる威勢で練習していきます。
沢山の方々のおかげで大会が開催されたこと、ありがとうございました。

高校1年 谷川愛理
今回付き添いとして行かせて頂きました。
付き添いとしてはもっと他にできることがあったのではないかと反省しましたがいつもの地区大会などとは違う関東大会という大きな大会を間近で見ることができとても貴重な経験となりました。今回の経験を今後、練習などでもいかしていけるようにしたいと思います。